「連絡が来ないだけで、不安になる」
「嫌われたかもしれないと思うと、何も手につかなくなる」
「苦しい恋愛なのに、どうしても離れられない」
そんな恋愛を経験したことはありませんか?
恋愛に依存してしまうと、
「私はこの人のことが好きすぎるんだ」
と思ってしまうことがあります。
でも、本当に求めているものは「その人」ではないこともあるのかもしれません。
もしかするとその奥には、
「誰かに愛されることで、自分の存在価値を確かめたい」
そんな気持ちが隠れていることもあります。
私自身、昔は恋愛に依存しやすいタイプでした。
でも今振り返ってみると、少し違って見えるのです。
私は本当に、あの人たちのことがそれほど好きだったのだろうか。
もしかすると私はずっと、
「私は必要な人間なんだ」と思わせてくれる誰かを探していただけなのかもしれない。
そんなふうに思うようになりました。
恋愛依存は「好きすぎる」だけではない
恋愛依存と聞くと、
「相手のことが好きすぎる人」
というイメージがあるかもしれません。
もちろん、恋愛への依存にはさまざまな背景があります。
ただ、そのひとつとして考えられるのが、
自分の価値を、自分ではなく相手からの愛情で確かめようとすること。
「好き」と言われた。
「会いたい」と言われた。
「必要だよ」と言ってもらえた。
そんな瞬間だけ、
「私はここにいていいんだ」
と思える。
だから、その愛情を失いそうになると、ただ失恋する以上の怖さを感じてしまうことがあります。
相手を失うことが、
自分の価値まで失うことのように感じてしまうから。
恋愛に依存しやすい人の奥にあるもの
もちろん、すべての人に当てはまるわけではありません。
それでも恋愛に強く依存してしまう人の中には、
「自分に自信がない」
「ひとりになると強い孤独を感じる」
「誰かに必要とされていないと不安になる」
「嫌われることが怖くて、相手に合わせすぎる」
「愛されていると感じることで安心する」
そんな傾向を持っている人もいると思います。
そして、その感覚の始まりが、ずっと昔にあることもあります。
たとえば子どもの頃、
ありのままの自分を認めてもらえなかった。
何をしても否定された。
頑張っても褒めてもらえなかった。
自分の気持ちを受け止めてもらえなかった。
そんな経験が積み重なると、
「私は大切にされる人間じゃない」
「私には価値がない」
という感覚を抱えてしまうことがあります。
そして大人になってから、
子どもの頃にもらえなかった「肯定」を、恋愛の中で探そうとすることがあるのかもしれません。
私は、恋愛で孤独を埋めようとしていた
私自身、子どもの頃は両親から否定されることが多くありました。
何をしても基本的には否定される。
だから私は自分に自信がなく、
「私なんていない方がいい」
「私は必要とされていない」
と落ち込むことがよくありました。
「私は愛されていない」
そう感じていた時期もあります。
そして大人になった私は、恋愛にのめり込むようになりました。
当時はただ「好きだから」だと思っていました。
でも今振り返ると、
恋愛をしている間だけは、子どもの頃から抱えていた孤独を感じなくて済んでいた。
誰かから求められる。
誰かから連絡が来る。
誰かに「会いたい」と言われる。
それが、
「あなたは必要な人だよ」
と言ってもらえているように感じていたのかもしれません。
私は相手そのものだけではなく、
恋愛によって得られる「必要とされている自分」に依存していたのだと思います。
「誰かに必要とされたい」が薄れていった
そんな私も、今は以前ほど
「誰かに求められたい」
「誰かに必要とされたい」
と思わなくなりました。
何か特別な出来事があったわけではありません。
少しずつ、自分で自分を認められるようになったからだと思います。
失敗した自分も、
うまくできない自分も、
人と違う自分も、
「それでも私は私でいい」
と思えるようになってきた。
すると不思議なことに、誰かから強く求められなくても、それほど不安ではなくなりました。
昔は他人からもらわなければ埋まらなかったものを、
少しずつ自分で満たせるようになったのだと思います。
恋愛をやめるのではなく、自分との関係を変えていく
恋愛すること自体が悪いわけではありません。
誰かを好きになることも、
誰かに愛されて幸せを感じることも、
とても自然なことです。
ただ、
「この人がいなくなったら、私は何もない」
「愛されていない私は価値がない」
と感じて苦しくなっているなら、
必要なのは無理やり相手を忘れることだけではないのかもしれません。
自分が自分に対して、
「今日もよく頑張ったね」
「失敗しても大丈夫」
「誰かに選ばれなくても、あなたの価値はなくならない」
と伝えてあげる。
小さなことでも、自分の気持ちを自分で聞いてあげる。
そうやって自分との関係を少しずつ作り直していくことが、恋愛との付き合い方まで変えてくれることがあります。
誰かに愛されなくても、あなたの価値はなくならない
昔の私は、
誰かに必要とされることで、自分の価値を確認していました。
だから恋愛が終わりそうになるたびに、
愛する人を失う以上の苦しさを感じていたのだと思います。
でも今なら分かります。
誰かに求められている私も私。
ひとりでいる私も私。
誰かに選ばれた日も、
選ばれなかった日も、
自分自身の価値まで変わるわけではありません。
恋愛に依存してしまう自分を責める前に、
一度だけ考えてみてもいいのかもしれません。
私は本当に「この人」を失うのが怖いのだろうか。
それとも、
「誰からも必要とされていない自分」に戻るのが怖いのだろうか。
その違いに気づいたとき、
恋愛だけではなく、
自分自身との付き合い方も少しずつ変わっていくのかもしれません。
🌙 Lunaのことば

誰かに愛されることでしか、
自分を愛せない時期があってもいい。
でも、誰かからもらおうとしていた愛情を
少しずつ自分にも向けられるようになると、
「愛してほしい」から始まる恋愛ではなく、
「この人を愛したい」と思える恋愛に
変わっていくのかもしれません。


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