文章を書いていると、ときどき不安になる。
これ、本当に誰かが読んでくれているのかな。
アクセス数を見れば、数字は動いている。
「1」が「2」になって、「5」になって。
画面の向こうに誰かがいることは、数字を見ればわかる。
それでも、不思議なもので。
数字だけを見ていると、その向こうにいる「人」の姿までは、なかなか想像できない。
そんなある朝。
自分が書いたものに対して、ひとつの小さな反応が届いた。
ほんの短い言葉だった。
でも、それを見た瞬間、すごく嬉しかった。
「あ、本当に誰かが読んでくれているんだ」
当たり前のことなのに、そのとき初めて実感したような気がした。
私は文章を書くとき、ものすごく立派なことを書こうとしているわけではない。
自分が経験したこと。
うまくいかなかったこと。
遠回りしたこと。
そのとき何を感じて、あとになって何に気づいたのか。
そんな、ごく普通の人生の一部分を書いている。
だからこそ、ときどき思う。
「こんな話に価値があるのかな」って。
でも、その日の小さな反応を見て、少し考え方が変わった。
たった一人でも、
「なんかわかるな」
「もう少し読んでみたいな」
そう思ってくれる人がいるなら、書いた意味はちゃんとあったのかもしれない。
そしてこれは、書く側だけの話じゃないと思う。
誰かの記事を読んで押した「いいね」。
何気なく送った短いコメント。
「よかったよ」の一言。
自分にとっては数秒で終わる小さな行動でも、受け取った側にとっては、その日一日をちょっと嬉しくしてくれるものだったりする。
もしかすると、
「もう少し続けてみよう」
と思える理由にさえなるのかもしれない。
人の心を動かすのは、大きな言葉だけじゃない。
何気なく渡した小さな言葉が、知らないところで誰かの背中を押していることもある。
私もその朝、ひとつの短い言葉に背中を押してもらった。
だから今日も、また書こうと思った。
いつか自分の文章も、
誰かにとってそんな「小さな一言」になれたらいい。
🌙 Lunaのことば

あなたが何気なく誰かに渡した言葉も、
あなたが思っている以上に、
その人の心に残っているのかもしれません。



コメント