最近、ふと思ったことがあります。
人生が大きく変わる前って、
なぜか「今まで通りではいられない出来事」が重なることがあるのかもしれない。
もちろん、何かが壊れたからといって、
「これは絶対に宇宙からのサインです」
なんて言いたいわけじゃありません。
物には寿命があるし、偶然が重なることだってある。
だけど、少し時間が経ってから振り返ってみると、
「あの頃から、私たちの人生は少しずつ方向を変え始めていたんだな」
と思うことがあります。
今の私が、まさにそうでした。
パソコンが壊れて、一度は副業を諦めた
少し前、私のパソコンが水没しました。
それまで私は、在宅でできる仕事をしながら、いろんな形で収入を作ろうとしていました。
でもパソコンが使えなくなって、
「もう今は副業じゃなくて、パートを頑張ろう」
そう思いました。
一度、諦めたんです。
パートに専念して、決まった時間に働いて、毎月決まったお給料をもらう。
それでいい。
そう思おうとしました。
だけど、しばらくすると、またムクムクと出てきたものがありました。
「やっぱり私は、自分で何かを作りたい」
という気持ちでした。
過去のスピリチュアルブログを、KIZUKIに変えた
そこで私は、以前運営していたスピリチュアル系のブログを作り直しました。
それが今の「KIZUKI」です。
最初から大きな計画があったわけではありません。
自分が経験したこと。
自己内観を通して気づいたこと。
昔の自分に伝えたかったこと。
それをひとつずつ書いていきました。
すると、不思議なことが起きました。
KIZUKIが楽しくなればなるほど、
それまでやっていた仕事に違和感を覚えるようになったんです。
「お金が必要だから頑張る」ができなくなった
私はこれまで、
「お金が必要だから」
という理由で、かなり頑張れる人でした。
クライアントワークもそう。
占いの仕事もそう。
生活のために必要なら、自分の気持ちを後回しにしてでも働く。
昔の私は、それができました。
でも、KIZUKIを始めてから少しずつできなくなりました。
仕事が嫌になったというより、
自分の本音に気づいてしまったから。
「本当はこれ、しんどい」
「この働き方はもう嫌だ」
「私はこっちをやりたい」
一度聞こえるようになった自分の声を、前みたいに無視できなくなりました。
自己内観を続けていると、自分に正直になっていく。
それはとても生きやすくなることでもあるけれど、
同時に、
今まで我慢することで成立していたものが、成立しなくなることでもある。
私は最近、それをすごく感じています。
その頃、夫の周りでも物が次々と壊れ始めた
そして不思議なのが、同じ頃。
夫の周りでも、いろんなものが壊れました。
エアコンが水漏れして、
パソコンも水没して、
そして、ようやくローンを払い終えたばかりの愛車が、大掛かりな故障。
「なんでこんなに続くん?」
と思うくらいでした。
しかも我が家は今、大きな節目を迎えています。
来年度、子どもが2人入学します。
それまでには引っ越しもしたい。
当然、大きなお金が必要になります。
「いつか独立したい」が、現実的な話になり始めた
夫は以前から独立したいと話していました。
でも住宅ローンのこともあって、なかなか踏み切れませんでした。
収入の形を変えることで住宅ローンが難しくなるかもしれない。
だったら今の会社にいた方がいい。
そんな現実的な理由もありました。
ところが、今回住宅ローンが通らなかった。
そして同じタイミングで、いろんなものが壊れて、大きなお金が必要になった。
さらに子どもたちの入学と引っ越しも近づいてくる。
今までと同じ収入、同じ働き方のままでは厳しい。
そうなったことで、
ずっと「いつか」と言っていた独立を、夫自身が真剣に考え始めました。
最近では、
「いきなり会社にするんじゃなくて、まず一人親方として始めた方がいいかな」
そんな具体的な話まで出るようになりました。
よく見ると、ずっとサインは出ていたのかもしれない
ここまで来て、ふと思いました。
もしかすると私たちはずっと、
「今まで通りではいられないよ」
という出来事の中にいたのかもしれない、と。
私は、自分の気持ちを無視してまで働けなくなった。
以前なら、
「お金がないなら私がもっと働けばいい」
「私がなんとかしなきゃ」
そうやって一人で背負っていたと思います。
実際、私は過去にそうやって家計を支えてきました。
でも今は、それができなくなった。
というより、
もう、したくないという本音に気づいてしまった。
その一方で、夫の周りでは大きなお金が必要になる出来事が次々に起きた。
そして夫自身が、
「これからどうやって収入を増やすか」
を考えざるを得なくなった。
なんだか、
私が一人で背負うことで止まっていたものが、
私が背負うのをやめ始めたことで、少しずつ動き出したようにも感じます。
物が壊れるスピリチュアルな意味より、大切なこと
スピリチュアルな世界では、
物が壊れることを「転換期」「手放し」「エネルギーの変化」などと表現することがあります。
私はもともと、こういう目に見えない世界の話が好きです。
だから、
「もしかして何か意味があるのかな」
と考えることもあります。
でも今の私は、そこで答えを終わらせたくありません。
「物が壊れた。これは転機のサインだ!」
で終わるのではなく、
「じゃあ私は今、何を変えたいと思っているんだろう?」
と、自分に問いかけたい。
大切なのは、サインの正解を探すことではなく、
その出来事をきっかけに、自分の本音に気づくことなのかもしれません。
人生の転機は、静かに始まっているのかもしれない
人生の転機って、
ある日突然、大きな扉が開いて、
「今日から人生が変わります」
みたいに始まるものだと思っていました。
でも実際は違うのかもしれません。
物が壊れる。
今まで平気だった仕事がしんどくなる。
人間関係に違和感を覚える。
これまで欲しかったものが欲しくなくなる。
逆に、どうしてもやってみたいことが出てくる。
「今まで通り」が、少しずつ苦しくなる。
そんな小さな変化がいくつも重なったあと、
振り返って初めて、
「あそこが転機だったんだ」
と気づくのかもしれません。
今、私たち家族が本当に転機にいるのか。
それはまだ分かりません。
夫が本当に独立するのかも、
KIZUKIがこの先どうなっていくのかも、
まだ答えは出ていません。
でもひとつだけ分かるのは、
私たちはもう、以前と同じ場所には戻れないんだろうな
ということ。
私は、自分の本音を知ってしまった。
夫も、自分の働き方と向き合い始めた。
だったら今は、
「これは何のサイン?」
と外側に答えを探し続けるより、
この出来事を通して、私はどんな人生を選びたい?
と自分に聞いてみたい。
もしかすると人生の転機に現れる「サイン」とは、
未来を教えてくれるものではなく、
今まで聞こえなかった自分の本音に気づくためのきっかけ
なのかもしれません。


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