最近、KIZUKIの記事の最後に「SELF WORK」というPDFを置き始めた。
私が作った、自己対話のための小さなワークだ。
最初から、
「ブログでPDFを売ろう」
と思って始めたわけではなかった。
むしろ、エッセイを書いていたら自然とここに辿り着いた。
私は、自分のことを書いている
KIZUKIでエッセイを書くとき、私はいつも自分の体験から書いている。
仕事でモヤモヤしたこと。
人間関係で疲れたこと。
自分を過小評価していたこと。
お金のこと。
恋愛のこと。
家族のこと。
何かが起きて、感情が動いたとき、
「なんで私はこんなにモヤモヤしているんだろう」
と、自分に問いかける。
すると、その出来事だけを見ていたときには気づかなかったものが見えてくる。
「ああ、私、本当はこれが嫌だったんだ」
「私はこんなことを怖がっていたんだ」
「だから、いつも同じ選択をしていたんだ」
そんなふうに自分の中で何かが繋がった瞬間、少しだけ心が軽くなる。
私は、その過程をエッセイにしている。
でも、読者にとっては「私の答え」でしかない
あるとき思った。
私がどれだけ自己内観して、
「私はこうだったんだ」
と気づいたことを書いても、それはあくまで私の答えだ。
同じように人間関係で悩んでいる人が読んでも、
その人が苦しい理由は、私とは違うかもしれない。
同じように自分を過小評価している人でも、
そうなったきっかけは全然違うかもしれない。
エッセイを読んで、
「わかる」
「私も似てる」
と思ってもらえることは嬉しい。
でも、本当にその人の心を軽くする答えは、
私の文章の中にはない。
その人自身の中にある。
「じゃあ、読んだあとに自分について考えられたらいい」
そこから、SELF WORKを作り始めた。
エッセイを読んで、
「あ、私にもあるかもしれない」
と思ったとき。
そのままページを閉じるのではなく、
少しだけ自分に問いかけてみる。
「私の場合はどうだろう?」
「私は本当は何を感じている?」
「どうしてこんなに苦しいんだろう?」
「私はこれからどうしたい?」
そんな問いを書き出せる場所があったらいいなと思った。
エッセイの“続き”を作りたかった
だから私にとってSELF WORKは、
エッセイとは別の商品という感覚があまりない。
むしろ、
エッセイの続きを、今度は読者自身に書いてもらうもの
という感覚に近い。
前半は私が書く。
私はこんな出来事があって、
こんな感情になって、
自分にこんな問いを投げかけて、
こんなことに気づいた。
そこまでがKIZUKIのエッセイ。
そして、その続きを読者に渡す。
「じゃあ、あなたは?」
そこから先を書くのがSELF WORKだ。
答えを教える場所にはしたくない
KIZUKIを、
「こうすれば幸せになれます」
「こういう人とは離れましょう」
「こう考えるのが正解です」
そんな場所にはしたくない。
私自身、誰かに答えを教えてもらうより、
自分で自分の本音に気づいたときのほうが、ずっと納得できたから。
人間関係に悩んでいるなら、
必ず縁を切らなければいけないわけじゃない。
仕事が苦しいからといって、
必ず辞めることが正解でもない。
自分を変えなければいけないわけでもない。
人によって答えは違う。
だからSELF WORKにも、
できるだけ「正解」を置かないようにしている。
問いだけを置く。
そして、自分で書く。
自分で気づく。
そのための小さな場所にしたい。
KIZUKIという名前が、少しずつ形になってきた
このメディアをKIZUKIと名付けたとき、
ここまで具体的な形は見えていなかった。
ただ、自分の体験を書きながら、
誰かが何かに「気づく」きっかけになればいい。
そんな気持ちでつけた名前だった。
でも最近、
エッセイを書いて、
そこからSELF WORKを作って、
記事の最後にそっと置く。
この流れを繰り返していて思った。
もしかしたら、これが私の作りたかったKIZUKIなのかもしれない。
私の気づきを発信するだけの場所ではなく、
読んだ人が、自分自身について気づく場所。
エッセイを読んで、
「わかる」で終わらなくてもいい。
「じゃあ、私は?」
まで考えてみる。
そして、自分の中から出てきた言葉を、自分で受け取る。
それが少しずつ積み重なっていったら、
人間関係も、
仕事も、
恋愛も、
お金も、
自分自身との付き合い方も、
ほんの少しずつ変わっていくのかもしれない。
これからKIZUKIには、
エッセイと一緒に、いろんなSELF WORKが増えていくと思う。
すべての記事に必要だとは思っていない。
でも私がエッセイを書いていて、
「これは読者にも、自分自身に問いかけてみてほしい」
と思ったテーマには、
その続きを書ける場所を作っていきたい。
私が書いたエッセイの最後に、
真っ白なページを一枚渡すような気持ちで。
「私はこうだったよ。
じゃあ、あなたは?」
KIZUKIが、
誰かの答えをもらう場所ではなく、
自分の答えに気づける場所になったらいいなと思っている。
Lunaのことば

誰かの言葉に救われることがあります。
誰かの体験を読んで、
「私だけじゃなかったんだ」
と思えることもあります。
でも最後に、
自分の人生を少しずつ変えていくのは、
自分の中から出てきた言葉なのかもしれません。
だから私は、
答えを書くのではなく、
問いを渡したい。
「あなたは、本当はどう思ってる?」
その答えを急がずに、
自分の言葉で書いてみる。
KIZUKIのSELF WORKが、
あなた自身の心と話す、
小さなきっかけになれたら嬉しいです。
Luna


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